2023年2月– date –
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ブラジル
ギアナ高地ロライマ山へ
強風に吹きすさぶ雨。目も開けられず、顔は打たれ、身をさらされる。流れては天地をおおう濃い霧。その切れ間に奇怪な岩々が浮かぶ。すると、それが怪獣や悪魔の顔になった… 南米北部のギアナ高地。その中でも、ブラジル、ベネズエラ、ガイアナにまた... -
撮影余話
撮影余話この一枚 〜 蛇の使い手
チャッ、チャッ、チャッ、チャッ…… なにやらリズムが響いてくる。2004年、モザンビーク中部地方の町外れ、赤土がむき出しの広場らしきところに人垣ができていた。催しのひとつの演目らしい。聞くと、国際的NGOによる衛生や教育の一大キャンペーン。人気... -
撮影余話
撮影余話この一枚 〜 武器のアート
幾何学模様のように組み合わされているピストル? それは廃棄された銃が椅子の背もたれになっているオブジェだった。2004年、訪れたモザンビークで武器回収プロジェクト(TAE)を取材したときのこと。集められ、破壊された武器のガラクタ。それ... -
撮影余話
撮影余話この1枚 〜 巨大なロール雲、モーニング・グローリー
時はまだフィルムの時代、オーストラリア北部のアウトバックで、キャンプをしていたときのことだった。「◯▲%♪#!!!」夜明け前に、突然、甲高い叫び声が響いた。なんだろう。外でたき火を囲んでいる誰かしらが奇声をあげて騒いでいる。テントの寝袋で... -
ブラジル
ブラジルのアート展2022.8
引き込まれるような謎めいた空間。次々と訪れる人が撮影に入る。昨年、久しぶりのブラジルで、いくつか展覧会を見た。その中で、文字通りワンダーランドだったのは「不思議の国のアリス」展(Farol Santander@サンパウロ。キュレーション/Rodrigo Gontij... -
ブラジル
グラフィティもメデイア?!
2022年8月にでかけた久しぶりのブラジル。サンパウロの名所ともなったビル壁の肖像画、オスカー・ニーマイヤーの顔にバツ印… 制作から約10年、建物のヒビなど修復が必要な箇所らしい。制作当時、たまたま通りすがりに撮影した写真と比べてみると、色合いも...
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